すぎなみKids杯参加の皆さまへ(山田先生からのメッセージ)
和差積商一本方式を考案してくださった山田先生からすぎなみKids杯参加の皆さまへのメッセージをいただきました。
公開問題の出題意図
たして20になるまでの和の小さい数から大きい数に並べています。
たして20になるまでの和をしっかり刻みこんでもらえば、
二桁と一桁や二桁と二桁の足し算の中でもくりあがりの足し算のすべてに対応できると私は考えるからです。
難易の易はやさしいという意味ですが、やさしいものが当たり前にできることが大切です。
『当たり前にできる』とは反射的に答えが書けるということです。
速い人は電卓を打ってから書くより速く、答えを書き込めると私は思います。
それくらい人間の脳の力は素晴らしいです。
コンピュータも数字を打ち込まなくては正確な答えは出せませんし、印刷をしないと答えをかけません。
しかし、私達は数をみて、瞬時に答えを計算し、解答欄に書くという複雑なことをやりとげられます。
そのため、計算こそ繰り返しやって覚えてしまうくらいやっていいと私は思っています。
ただ、その計算もたくさんばらばらにやるのは時間がもったい。
公開問題はピアノでいうと指ならしのようなものです。
計算の地図のようなイメージを私はもっています。
11~20の段、25、60の段は数が一定の間隔で増える姿とその仕組を知ってもらいたい。
小中学では比例、反比例、関数で役立ちます。高校では数列で役立ちます。
15まではその数の二乗になるまでの数を加えたのは中学や高校の数学の問題を解いていると意外とよくでるからです。
ここに出てくる易の計算が反射的にでるようになってから、
難の難しい問題の積だけでも覚えてもらえたらいいなと思います。
ちなみに、私は11の段~20の段はまだ反射的にはでません。
特訓方法を徹底反復研究会の先生に教えてもらったので、生徒さんと一緒に特訓をこの夏休みに頑張る予定です。
いまの私のひねり出し方は×1、×2、×3、×5、×10を覚えて、計算を工夫して出すというやり方です。
易の問題が反射的にできるようになれば、難の問題の和差商はさほど難しくなくなると考えています。
まず、易の問題を確実にすることを夏休みの前半でやってみてください。
それができたら、難の問題に夏休み後半で取り組んでください。
秋には、当日問題が6月のときよりも楽にできているのではないかと私は信じています。
次に、公開問題の出題意図です。
受けている最中にお気づきの方も多数見られました。
かけて1になる数から数が大きくなる順に並べています。
そのため、同じ数が続いて、いいのかなと思った人もいると思います。
違う数字をかけてるのに同じ答えになる楽しさを感じてもらえたらうれしいです。
これは、小学校でも約数や割り算で役立ちます。中学や高校では素因数分解やたすきがけを使った因数分解などに役立ち、それらを元にした平方根、二次方程式、二次関数などに繋がります。
覚えるほど計算をすると役に立つことはたくさんあります。
ただ、覚えるために嫌にならないよう、少しずつ毎日やってほしいと思います。
効果的な練習方法
同じページを毎日解く。
百ます計算と同じです。
エア計算をする。
公開問題の解答をみて、横にたして○、ひいて△、かけて□、わると◇というように唱える。(○、△、□、◇はそのときの問題の答えの数のかわりに使いました。)
何回も書いていたら手が痛くなってしまいます。
解く前に7度読み、週明けに一回解くというのもいいかもしれません。
易の和差積商一本方式を確実にできることから始めてください。
楽しく和差積商一本方式をするために、『和差積商deビンゴ』を考えてます。
山梨県の生徒さんと開発してみるので楽しみにしていてください。
(2015.07.09 投稿)
公開問題、出題問題にの意図についても説明してくださっています。
<山田先生からのメッセージ>
すぎなみKids杯に参加された皆様、お疲れさまでした。
山梨県で家庭教師をしている山田幸子です。
高校受験の指導を中心としているので、小学生の皆さんにたくさんあったのは20年以上ぶりになります。
20分という長時間、集中しようという意気込みにまず感動しました。
さて、今回の公開問題と当日問題の出題意図を解説します。
山梨県で家庭教師をしている山田幸子です。
高校受験の指導を中心としているので、
20分という長時間、
さて、今回の公開問題と当日問題の出題意図を解説します。
公開問題の出題意図
たして20になるまでの和の小さい数から大きい数に並べています
たして20になるまでの和をしっかり刻みこんでもらえば、
二桁と一桁や二桁と二桁の足し算の中でもくりあがりの足し算のす
難易の易はやさしいという意味ですが、
『当たり前にできる』とは反射的に答えが書けるということです。
速い人は電卓を打ってから書くより速く、
それくらい人間の脳の力は素晴らしいです。
コンピュータも数字を打ち込まなくては正確な答えは出せませんし
しかし、私達は数をみて、瞬時に答えを計算し、
そのため、
ただ、その計算もたくさんばらばらにやるのは時間がもったい。
公開問題はピアノでいうと指ならしのようなものです。
計算の地図のようなイメージを私はもっています。
11~20の段、25、
小中学では比例、反比例、関数で役立ちます。
15まではその数の二乗になるまでの数を加えたのは中学や高校の
ここに出てくる易の計算が反射的にでるようになってから、
難の難しい問題の積だけでも覚えてもらえたらいいなと思います。
ちなみに、私は11の段~20の段はまだ反射的にはでません。
特訓方法を徹底反復研究会の先生に教えてもらったので、
いまの私のひねり出し方は×1、×2、×3、×5、×
易の問題が反射的にできるようになれば、
まず、
それができたら、難の問題に夏休み後半で取り組んでください。
秋には、
次に、公開問題の出題意図です。
受けている最中にお気づきの方も多数見られました。
かけて1になる数から数が大きくなる順に並べています。
そのため、同じ数が続いて、
違う数字をかけてるのに同じ答えになる楽しさを感じてもらえたら
これは、小学校でも約数や割り算で役立ちます。
覚えるほど計算をすると役に立つことはたくさんあります。
ただ、覚えるために嫌にならないよう、
効果的な練習方法
同じページを毎日解く。
百ます計算と同じです。
エア計算をする。
公開問題の解答をみて、横にたして○、ひいて△、かけて□、
何回も書いていたら手が痛くなってしまいます。
解く前に7度読み、
易の和差積商一本方式を確実にできることから始めてください。
楽しく和差積商一本方式をするために、『和差積商deビンゴ』
山梨県の生徒さんと開発してみるので楽しみにしていてください。
(2015.07.09 投稿)
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