すぎなみKidsは、4ます連算計算大会などの親子で楽しめるイベントを開催しています。

表彰式とすぎなみKids杯攻略法

11月8日(日)に浜田山会館で2015年度計算大会すぎなみKids杯の表彰式を行いました。
表彰式の様子と表彰者に「計算を早くするコツ」をお聞きしたのでご紹介します。

計算大会すぎなみKids杯では、20分間で1000問の問題を何問解けるかに挑戦します。
(たし算、引き算、かけ算、わり算 各250問)

今回は満点が出ました!
第1位の藏屋誠さん(一般※)です。
※大人の方は「一般」、学生の方は「学校学年」で記載しています。

藏屋さんインタビュー
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Q:表彰された感想をお聞かせください。
A:とてもびっくりしています。

Q:事前に公開された問題を解かれましたか?
A:1回解きました。

Q:すぎなみKids杯の問題(和差積商一本方式)を早く正確に解く方法・コツがあれば教えてください。
A:20分(1200秒)で1000問なので、見ただけで分かる(簡単な)問題をいかに時間をかけずに早く書いていくかだと思います。

Q:計算を早く正確にするために日頃やっている(やっていた)ことはありますか?
A:小学生のころ、授業でかけ算九九(100問)の早解き競争をやっていて、一番になりたかったので家でよく練習していました。





総合7位 & 小学校2年生部門1位 と親子でされた柴さん父子。
2年生の諒一郎さんは現在公文をされていて、お父さまも子どものころ公文式をされていたそうです。
2nenn.JPG

小学6年生部門第1位の大澤隆雅さんはそろばん1級だそうです。
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小学1年生部門第1位の杉原香誠さん。671問を解いて小学1年生部門第2位と100点以上の大差で断トツの1位でした。

お母さまに伺ったところ、
「2歳のころから時計の数字を読んでいました。塾に通わせる等特別なことは何もしていません」とおっしゃいます。

ただ、家では百ます計算をされいるそうです。
また、杉原さんは、事前公開された問題を10回以上といているとのこと!

他にも、全問正解賞の桑原優奈さん(小学校4年)、荒井陽翔さん(小学1年生)も家で百ます計算や計算問題に取り組まれているそうです。
zen1.JPGzen2.JPG


杉原さんに「問題を早く正確に解くコツ」を伺ったところ
A:大きい数をだいたいで計算して、残りをあとからたす。 
とのこと。

全問正解賞の広岡佳晃さん(一般)も、「問題を早く正確に解くコツ」として
A:簡単な計算式を見たら計算するというよりも感覚的に答えを出せるようにする。 
と言われています。

これは、山田先生が講演会でお話された「ひっ算をしすぎない」ということに通じるものです。
DSC05906_1.JPG

山田先生は、17×9=153 を例にあげて説明されました。
これを一からひっ算するよりも、17×10-17=153 と計算したほうが早いですよ・・と。

まさに、「大きい数を計算して後から引く」をやっています。

そして、17×10-17=153とやるやり方を暗記する、というよいは、こう計算したほうがいいことを
「感覚的に理解する」ことが大切なのだとお話をうかがって思いました。

<表彰者の方や山田先生のお話をうかがって、また参加者のアンケートや回答を見ていて思うすぎなみKids杯の攻略法>

・事前に公開されたルールをよく読み、問題を何度も解くべし。
 (すぎなみKids杯には「わり算は仮分数で答える」という独自のルールや、和差積商一本方式という独自フォーマットを使用しています。わり算の回答を小数、帯分数で回答されている方が残念ながらかなりありました。また、独特のフォーマットに戸惑われた方もいらっしゃったようです。ルールには改定が入る可能性もありますので来年度開催の際は最新版を確認するようにしてください。)

・出題範囲の問題の回答を覚えたら最強、でも、それは無理~な場合は、平方だけでも覚えてしまいしょう。 
 (本当は覚えるというより、「感覚的に分かるようになる」のでいいのだと思いますが、「感覚的に分かる」という状態がそもそも分からない場合は・・覚えてしまいましょう。そのために出題範囲を「中学高校でも良く使う計算の範囲」に絞っています。)

※覚えておきたい平方※
1×1=1,2×2=4,3×3=9,4×4=16,5×5=25,6×6=36,7×7=49,8×8=64,9×9=81,10×10=100, 
11×11=121,12×12=144,13×13=169,14×14=196,15×15=225,16×16=25,17×17=28,18×18=32,19×19=361,20×20=400,

平方は以下の場面で使用します。
中学で習う 乗法公式、平方根、三平方の定理、二次方程式 など
高校で習う 二次関数、三角比、三角関数 など 

これらの問題を解くときに、平方をいちいちひっ算していては時間がもったいないので覚えてしまいしょう!

(2015.11.17 投稿)

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